第52回日本嫌気性菌感染症学会総会・学術集会

会長山本善裕

（富山大学学術研究部医学系感染症学講座教授）

嫌気性菌感染症学の新たなる夜明け

この度、2023年3月4日（土）に第52回日本嫌気性菌感染症学会総会・学術集会を開催させて戴くことになりました。

伝統ある本学会総会・学術集会を担当させて頂くことを、大変光栄に存じますとともに、三鴨廣繁理事長をはじめ、役員および会員の諸先生に厚く御礼申し上げます。

さて、今回のテーマは「嫌気性菌感染症学の新たなる夜明け」と致しました。新型コロナウイルス感染症の世界的流行は既に２年以上経過しておりますが、まだ終わりが見えていない状況です。しかしながら、新規ワクチンや診断法・治療法の開発など、最新の科学を駆使して世界中で研究が進められ、社会に貢献してきております。まさに私たちも含めた全世界の科学者たちが「新たなる夜明け」を目指して取り組んでいるところです。

この学術集会におきましても、同様に感染症学の進歩に貢献できると考えており、シンポジウムやセミナーなどを企画し、多くの会員の先生方にご参加頂き活発なご討論をお願いできればと考えております。そのためにも、富山市での現地開催にこだわりたいと考えております。遠路恐縮ではございますが、是非富山まで直接足をお運び頂ければ幸いです。

末筆ではございますが、本学術集会の開催にあたりご指導およびご協力頂きました諸先生、関係各位に御礼申し上げます。