ご挨拶

このたび、日本生薬学会第70回年会を、2024 年 9 月 15 日(日)・16 日(月・祝)の 2 日間にわたり、近畿大学東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)におきまして開催する運びとなりました。関西 2 府 4 県での開催は 2009(平成21)年の第 56 回年会(京都薬科大学)以来 15 年ぶり、さらに近畿大学が担当校での開催は 1993(平成5)年の第 40 回年会以来となります。

本年会では、会長講演、特別講演、シンポジウム、受賞講演、一般講演(口頭・ポスター)を計画しています。会員の皆さまの重要な情報交換の場であるとともに、学部学生や大学院生が発表・討論を通じて自分自身を成長させる機会であり、生薬学ならびにその周辺領域の産官学研究者が一堂に介した研究成果発表の場でもあります。天然物の成分探索・構造決定、生物活性、生合成、品質評価、栽培・組織培養、組織・形態、漢方・伝統医薬学、機能性食品など、多岐にわたる研究領域からご発表いただき、活発なご討論をお願い致します。

世界的なパンデミックを経験し、これまで対面形式が常であった学術集会の開催が、オンラインやハイブリッド形式で行われることも多くなってきましたが、本年会では対面形式で開催された昨年の第 69 回年会(東北医科薬科大学)を参考に、2019(令和元)年の第 66 回年会(北里大学)以来の懇親会も執り行う予定としています。

本年会の会場である近畿大学東大阪キャンパスは大阪の中心部から交通の利便性のよい場所にあります。年会での学術発表、討論、情報交換はもとより、「食の都・大阪」の地を存分に楽しんでいただき、実りある大会となりますよう、実行委員会・事務局一同、鋭意準備をすすめる所存でございます。多数の皆様のご参加を心からお待ちしております。

日本生薬学会第70回年会
年会会長  森川 敏生
(近畿大学薬学総合研究所)

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