ご挨拶




   第35回日本小児心筋疾患学会
   会長 廣野 恵一
   所属 富山大学附属病院 小児科

このたび、2026年10月17日(土)、富山県民会館において、第35回日本小児心筋疾患学会を、第45回日本小児循環動態研究会との合同学術集会として開催いたします。 歴史ある本学会の会長を務めさせていただくことを、大変光栄に存じます。

日本小児心筋疾患学会は、関東小児心筋疾患研究会を起点として発展し、小児心筋疾患に関する診療・教育・研究を牽引してまいりました。 また、日本小児循環動態研究会も、発達途上および小児期発症心疾患の心機能・血行動態に関する知見を深める場として大きな役割を果たしてきました。 両学会は2022年より合同集会として開催されており、それぞれの専門性を持ち寄ることで、より立体的で本質的な議論が可能となっています。 今回もこの伝統を受け継ぎ、心筋疾患と循環動態の両面から、小児循環器診療の未来を見据えた学びの場にしたいと考えております。
本合同学術集会のテーマは、「はじめる。続ける。つなげる。」といたしました。 小児心筋疾患の診療と研究においては、新たな一歩をはじめること、日々の実践と検証を続けること、そして小児期から成人期へ、基礎研究から臨床へ、施設から施設へと知見をつなげることが、これまで以上に重要になっています。こうした思いを、本年のテーマに込めました。

また、本学会では、「ライフロング時代の心筋症学」をテーマとして掲げています。 小児心筋症は、小児期のみで完結する疾患ではなく、成人期以降も見据えた長期的な視点で診療・研究を進めるべき時代に入っています。診断、治療、予後、移行期医療、家族支援まで含め、患者さんの人生に伴走する医療が求められています。本学術集会では、こうしたライフロングな視点から、多角的な議論を深めたいと考えています。

本学術集会が、若手にとっては新たな挑戦の場となり、経験ある先生方にとっては知見を次世代へつなぐ機会となり、小児心筋疾患診療のさらなる発展につながることを願っております。 富山の地で皆様をお迎えできますことを、心より楽しみにしております。多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。






   第45回日本小児循環動態研究会
   会長 高橋 健
   所属 順天堂大学浦安病院 小児科
   
このたび、2026年10月17日(土)、富山県民会館において、第35回日本小児心筋疾患学会を、第45回日本小児循環動態研究会との合同学術集会として開催いたします。

日本小児循環動態研究会は、日本小児心機能血行動態研究会と日本運動循環器研究会合同研究会が一つとなって誕生しました。本年で第45回を迎える、長い歴史と伝統を有する研究会であり、これまで小児循環器領域における心機能・血行動態研究を牽引してまいりました。
また、本研究会は2022年より、小児心筋疾患分野を牽引してきた日本小児心筋疾患学会との合同開催となり、それぞれの特色を活かした、大変意義深い学術集会となっております。

今回の合同学術集会のテーマは、「はじめる、続ける、つなげる。」といたしました。診療と研究を始め、それを継続し、次世代へと受け継ぎ、さらに多様な分野や施設へとつなげていくことを目指しております。
また、日本小児循環動態研究会のテーマは、「研究を楽しみ、臨床に活かす。」といたしました。研究を楽しみながら取り組むことは、努力を過度な苦労として感じることなく、深い集中力と継続性を生み出し、その結果として創造性と成果を最大限に高めることが、さまざまな学術研究により示されているため、あえて「楽しむ」という言葉を掲げました。その成果は最終的に、患児の皆さん、さらには小児期に発症した疾患をもつ患者さん方の診療と未来に還元されるものと信じております。

今回は特に、若手の先生方に研究の楽しさと喜びを伝え、次世代へ継承していく場としたいと考えております。これまで多くの研究を積み重ね、発展させてこられた先生方が、どのように研究を楽しみ、深化させてこられたかに焦点を当てたシンポジウムも企画しております。ご自身の発表に加え、活発な討論と交流を通じて研究の魅力を実感し、新たな研究の芽を見出していただければ幸いです。

今回は、風光明媚な富山での開催を、日本小児心筋疾患学会会長の廣野先生にお願いし、実現する運びとなりました。素晴らしい環境のもと、皆様と存分に討議を深められることを心より楽しみにしております。

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