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第52回日本膵切研究会では、以下のテーマで熱い議論を交わしていただきたいと考えています。
皆様からの多数のご応募とご参加をお待ちしております。
「膵切離」は各施設で様々な方法が取られている。メスで一刀両断、電気メス、ソフト凝固止血、自動縫合器、横行膵動脈の先行処理など、切離時の使用デバイスや切離の仕方にさまざまな流儀があり工夫が凝らされていると考えられる。本セッションでは、膵頭十二指腸切除術や尾側膵切除を含めすべての膵切除術式における各施設の「膵切離」手技の実際について、その工夫や取り組みをご提示頂きたい。 「膵切」研究会、ならではの全員討論会としたい。
本研究会発足から約40年が経過し、ついに膵切除術もロボットで行う時代が到来した。ロボット支援下膵切除は、適応とする疾患・切除までの行程・リンパ節郭清・膵頭十二指腸切除における再建の手技などの定型化について、各施設から報告がなされているものの議論はまだ尽きない。研究会黎明期から議論してきた膵切除術の深みを踏まえた上での、ロボットの特性や利点を生かした各施設の取り組みを議論して頂きたい(PDもDPも含む)。
集学的治療が奏功しConversion Surgery(CS)が可能となった症例は、比較的良好な予後が得られる可能性があることが報告されており、切除不能膵癌治療におけるCSの重要性は明らかである。しかし、CSに至るまでの至適な集学的治療や治療期間、CSの適応基準など、その治療戦略は依然として定まっていない。本セッションでは、治療成績や手術手技も含め、CSの今後の課題と展望につき広く討議して頂きたい。
高難度手術が行われることの多い膵切除に関して、術中トラブルや周術期合併症にて難渋する場面に遭遇することは多い。本セッションでは、皆さんがこれまでに経験した術中トラブルに対するリカバリーショットの方策、またまれに起こりうる重篤な術後合併症に対する苦慮など、忘れることのできない症例を提示いただき、その対応策についての経験を共有したい。
膵頭十二指腸切除において、膵消化管吻合や血管合併切除の議論は多くなされてきたが、胃空腸吻合はあまり議論する機会はない。一連の再建の最後に行われ難易度も高いとはいえないが食事摂取に直接かかわる吻合であり、トラブルが発生すると入院の長期化、再手術を考慮する症例も経験される。この地味ではあるが大事な吻合に関して各施設の基本手技、工夫などから、SSPPDとPPPDとの比較、Braun吻合の是非、手縫い vs 自動縫合器なども含め、胃再建に関する演題を広く募集する。
膵切除後の膵液瘻は時に致命的な結果を招きうる合併症である。患者の運命を左右するこの合併症をどのように制御するかは、我々膵臓外科医にとって極めて重要な課題である。以前はよく議論されていた膵ドレーン管理について、改めて議論したい。最近の、各施設での膵ドレーン管理を含めた戦略に関する知見や工夫を共有したい。
「初めてのPD執刀はどのような経験でしたか?」誰しも初めての執刀があり、それぞれに思い出深い一例となっているのではないだろうか。また、若手に対する手術教育は各施設の慣習や体制に応じた工夫が凝らされていることと思われる。 本セッションでは、各々のPD初症例の思い出や、各施設の膵切除トレーニングや教育方法について若手外科医の立場からご発表頂き、今後の課題とより良い外科手術教育について議論して頂きたい。(本セッションはU-40セッションのため、応募時点で40歳以下の方からの応募を募集します。)
広く膵臓外科に関する演題を募集します。
なお、一般演題ではBest Abstract Awardを選出いたします。ご希望の場合は演題登録時に「希望する」を選択してください。
いずれかの発表方法を予定しております。発表方法は当番会長にご一任ください。
講演では、パワーポイントを使用し発表していただき動画の使用も可能です。
詳細につきましては、会期近くに「参加者・発表者へのご案内」ページに掲載されますご案内もご参照ください。
演題登録画面へ進むボタンは本ページ下部にございます。
以下の注意事項を十分お読みいただいた上で演題登録画面にお進みください。
UMINシステムを用いたオンライン登録です。
本ページ下部の「新規演題登録」ボタンから、案内に従って演題の登録を行ってください。
演題登録後、締め切り前までは登録内容の修正が可能です。
演者のお一人が本研究会の施設会員所属であることを原則とします。
研修医・医学生・コメディカル等のご発表も歓迎いたします。
施設会員の一覧はこちらからご確認ください。
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