ワークショップ「未同定化合物の構造解析」開催のご案内


ワークショップで扱う未同定化合物のNMRスペクトルを募集します。

締切日:8月31日(水)まで

※スペクトルの募集は締め切りました。ご応募ありがとうございました。



概要

日 時 : 9月11日(日)13:00~14:00
テーマ :「未同定化合物の構造解析」
世話人 : 好村  守生  (松山大学薬学部)

「未同定化合物の構造解析」について

天然物の成分に関する報告は1770年代まで遡り、それから現在までに数多くの天然物由来の成分が単離・報告されています。
特にNMRによる化合物の構造決定法が普及し始めた1970年代以降、天然物の成分研究は著しい進展を遂げ、その過程で研究室独自の分離・精製技術や構造解析の知識・ノウハウが蓄積されております。

一方、自身が主な研究対象とする化合物群以外の構造決定に関する知識の蓄積は捗らず、十分な機器分析データが揃っているにも拘らず単離した化合物の構造を決定できないという経験をされた方も多いと推察します。


本ワークショップは、そのような「お蔵入り」となったスペクトルを持ち寄り、多数の専門家の視点で解析・構造決定を行うことで天然物の成分情報を補完・充実させるとともに、参加者の構造解析技術のさらなる向上を目的としています。


スペクトル募集のお願い


本ワークショップで取り扱う未同定化合物のスペクトルを募集します。


研究責任者の了承を得たうえで、次の①~⑥のスペクトルデータ】(もしくは,それらに代わるデータ)をご提供ください。

また、スペクトルの二次使用を防止する目的で、スペクトル提供者はシグナルに重なるように「未同定:〇〇〇〇〇〇」(〇は、任意の数字6桁)

の背景を設定し、図(bmp, png, jpegなど)又は編集できないPDF形式で描き出したデータをご提供ください。

なお、スペクトルの採否につきましては世話人にご一任いただきますようお願いいたします。


① ¹H-NMR(シグナル全体)

② ¹H-NMR(部分拡大図)

③ ¹³C-NMR(シグナル全体)

④ ¹H-¹H COSY(全体図又は部分拡大図)

⑤ HMQC又はHSQC(全体図又は部分拡大図)

⑥ HMBC(全体図又は部分拡大図)

※NOESY、DEPT、 MSなどのデータもあれば、併せてご提供ください。


■各種データは 日本生薬学会第68回年会運営事務局( jsp68@pcojapan.jp)まで、添付ファイルにてご提出ください。

■件名は「ワークショップ・スペクトルデータ」としてください。

すべてのデータは運営事務局が個人情報を匿名化した後に取扱いを行います。

(お問い合わせは上記メールアドレスでお受けいたします)

■本ワークショップでのスペクトルの公開は「公知」に該当する可能性があるため、特許の申請を検討している(又はその可能性がある)場合は慎重にご判断ください。

■本会は、「特許法第30条に係る発明の新規性喪失の例外規定の適用」の手続き等には対応いたしません。

※ワークショップの参加者は以下の事項に同意したこととします※


①提供されたスペクトルの二次使用を固く禁じます。

②提供されたスペクトルが新規化合物のものであっても、すべての権利はスペクトル提供者のみにあるものとし、参加者は論文の共著者等の貢献者には一切該当しないものとします。





ーお問合せ先ー 


■年会事務局
                 

日本生薬学会第68回年会実行委員会

〒790-8578 愛媛県松山市文京町4-2

委員長 天倉 吉章


■運営事務局

株式会社PCO内

〒939-8063 富山県富山市小杉120

Tel:076-461-7028/Fax:076-428-9156

E-mail:jsp68@pcojapan.jp 


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