このたび、日本生薬学会第71回年会を、2025 年 9 月 14 日(日)・15 日(月・祝)の 2 日間にわたり、
崇城大学薬学部キャンパス(熊本市)におきまして開催する運びとなりました。
年会の九州地区での開催は 2014(平成26)年の第 61 回年会(福岡大学薬学部)以来 11 年ぶり、
さらに熊本での開催は 1989(平成元)年の第 36回年会(熊本大学薬学部)以来の2度目となります。
本年会では、会長講演、特別講演、シンポジウム、受賞講演、一般講演(口頭・ポスター)とともにJONM招待講演、東洋医学会コラボセッションを計画しています。
会員の皆さまの重要な情報交換の場であるとともに、学部学生や大学院生が発表・討論を通じて自分自身を成長させる機会であり、
生薬学ならびにその周辺領域の産官学研究者が一堂に介した研究成果発表の場でもあります。
天然物の成分探索・構造決定、生物活性、生合成、品質評価、栽培・組織培養、組織・形態、
漢方・伝統医薬学、機能性食品など、多岐にわたる研究領域からご発表いただき、活発なご討論をお願い致します。
世界的なパンデミックを経験し、学術集会の開催が、オンラインやハイブリッド形式で行われることも多くなってきましたが、
本年会は対面形式で開催いたします。また、昨年の第 70 回年会(近畿大学薬学部)を参考に懇親会も執り行う予定としています。
本年会の会場である崇城大学薬学部キャンパスはJR崇城大学前駅から徒歩15分の立地にありますが、
熊本市中心部からのアクセスを改善するためにスクールバスの運行(無料)を計画しております。
さらに、本年会より一般会員の参加費の減額、学生会員の参加費無料が決まりました。残暑が厳しい時期でありますが、
年会での学術発表、討論、情報交換はもとより、「水の都・熊本」の地を存分に楽しんでいただき、実りある大会となりますよう、
実行委員会・事務局一同、鋭意準備をすすめる所存でございます。多数の皆様のご参加を心からお待ちしております。