本大会は「Biomedical Engineering for Health and Peace」をメインテーマに、仙台市にて開催いたしました。会場となったトークネットホール仙台(仙台市民会館)は近いうちに廃止が予定されている古い建物で、最新設備ではないためにご迷惑おかけたした点もありましたが、「昭和のレトロな雰囲気を味わうことができた」とのお声もいただきました。また、大会直前の台風6号の影響やクマの出没が懸念されましたが、交通の乱れや大会期間中の大きな天気の崩れ、事故等もなく、仙台の涼しさと定禅寺通りのケヤキ並木の美しさを実感していただけたのではないかと思っています。
今回の大会では、特別講演として「DX後の医療の未来予想図と生体医工学」と題して臨床現場へのDXの展開、「The Tohoku University International Convergence institute of Medicine and Engineering to create technical solutions for sustainable healthcare」と題してオランダにおける産学連携による医療機器開発の現状など、多様な内容が紹介されました。また、一般公開講座では日本学術会議と共催し「レジリエンスを高める生体医工学の最前線」、市民公開講座では「てんかんと生体医工学 小児期から移行期・生活までを支えるテクノロジー」として、身近な病気に対する生体医工学の応用について分かりやすく解説され、地域の皆様にも最新動向を伝える機会となりました。