ご挨拶

日本糖尿病理学療法学会 理事長挨拶


日本糖尿病理学療法学会 
理事長 井垣 誠 
公立豊岡病院組合立豊岡病院 
リハビリテーション技術科 副科長 
 

 第9回日本糖尿病理学療法学会学術大会は本学会理事である林 久恵先生を大会長として、「STOP糖尿病重症化 歩く力は理学療法士が守る」というテーマで開催されることになりました。「歩く」は理学療法士が最も得意とすることに疑いの余地はありません。私たちは、「歩く」について適切な評価を行い、「歩く」という介入手段を用いて糖尿病の病態を管理し、「歩く」機能を守ることでその人の生活を支えます。この学術大会で改めて「歩く」を科学し、糖尿病との密接な関係を明確にできればと考えます。

 糖尿病に対する理学療法は、基礎研究、血糖管理、合併症管理、在宅ケア、地域糖尿病対策等、幅広い分野が存在します。多数の演題をご応募いただき、糖尿病患者に理学療法士が関わることのメリットを社会に発信できればと考えます。現在に至るまで、わが国の糖尿病の運動療法をけん引してこられた多くの先生方がいらっしゃる名古屋の地で、皆様とお会いできることを楽しみにしております。

2022年12月吉日

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