学会長挨拶




 





 第82回関東農村医学会学術総会 
 学会長 村上 円人 
 (佐野厚生総合病院 病院長)

 第82回関東農村医学会学術総会を2024年7月13日に佐野市の仙水閣にて開催させていただくことになりました。本学術総会は昭和49年に発足以来、農村地域の保健、医療、福祉の課題を議論する歴史ある学会であります。年に一回開かれる学術総会には、関東圏の全厚生病院の医師や看護師、コメディカルが集い、300名程度の参加が見込まれます。厚生病院の医療従事者が一堂に会する大変意義深い機会となります。今回の開催形式は、ポストコロナということで現地開催といたします。
 今回の学術総会のテーマは「地域のニーズを見据えて明日の医療連携を考える~地域包括医療新時代~」といたしました。シンポジウムテーマは「地域包括ケアシステムにおける医療連携」とし、2025年に向けた地域医療構想やDX化推進に伴う各医療機関の取り組みについて議論していただきます。さらに、特別講演では、慶應義塾大学腎臓内分泌代謝内科教授、林香先生に腎臓病学の最新の話題についてご講演いただき、盛り沢山の内容となっております。
 学術総会ポスターは当院職員によるDIYで、背景には歴史ある佐野市の象徴である日本2大茶釜である「天明鋳物」と、佐野市の天然記念物「出流原弁天池」をあしらいました。
佐野は、プレミアム・アウトレットに代表される新都心地域、唐沢山神社や厄除け大師などの観光地スポット、ラーメン・芋フライに代表されるお手頃グルメなど、魅力満載です。市内をゆっくり移動すると新しい発見もあるかもしれません。多くの皆さまのお越しをお待ちしております。

2024年3月吉日
TOP