MRSAフォーラム2025 in Toyama
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ご挨拶
我が国おいて、MRSAは未だ最も頻度の高い多剤耐性菌であり、従来の院内感染型から市中感染型へシフトしてきています。2024年6月に「MRSA感染症の診療ガイドライン2024」が公表されました。これまでは治療ガイドラインでしたが、迅速な「診断」方法の重要性が増し、かつTDMなど個別化された最適な「治療」の必要性を鑑み、「診療」ガイドラインとなりました。
感染症領域の「診断」においては、COVID-19対策として多くの医療機関で遺伝子診断が可能となってきており、診断力向上に大きな影響を与えています。今後もさらなるDiagnostic stewardship活動の推進が期待されます。「治療」に関しては新規抗微生物薬の開発が滞っている中、Antimicrobial stewardship活動が定着してきており、全国の医療機関で抗MRSA薬を含む抗菌薬適正使用が推進されている状況です。このような背景の中、今回のテーマを「MRSA感染症への新たなる挑戦」と題し、フォーラムの冒頭で長崎大学の栁原克紀教授に「診断」に関するご講演をお願いし、僭越ではございますが私が「治療」に関して、自身の考えを含めて講演させて頂く予定です。その他、全国のMRSA感染症の研究・診療に携わっておられる著名な先生方から優れた研究発表や最新の臨床データ等をもとにご講演を頂く予定です。是非、一般演題も積極的にご発表頂きたいと考えております。
7月の富山での開催となりますので、ポスターを富山在住プロ写真家のイナガキヤストさんが撮影した、「立山連峰から望む天の川」にさせていただきました。また、富山流の「おもてなし」として、ランチョンセミナーは行わず、富山市内で昼食ができるように「まちなかランチ」の企画も準備しております。どうぞお昼には、まちなかに出て頂き、富山のグルメを堪能して頂きたいです。それでは、皆様と富山でお会いできる日をスタッフ一同楽しみにしております。
MRSAフォーラム2025
当番世話人 山本善裕
国立大学法人富山大学 附属病院長 / 感染症学教授
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