ワークショップ詳細

本大会では、2日目にワークショップを行います。ワークショップは、JAETが実施している「教育の情報化実践セミナー」のように、 企業が開発した教育システムや教育用アプリケーションの実践事例を実践しておられる学校の教員と企業の方が協力して、 その可能性や課題 について発表・議論するために開催いたします。奮ってご参加ください。



ワークショップ1

情報活用能力の抜本的な向上へ向けた教科書の構造的な理解と授業デザイン

本ワークショップでは、教科書を構造的に理解するとはどういうことか、児童生徒にどのような視点を持たせて教科書を読解させればよいのかを具体的な事例をもとに体験していただきます。そのうえで、教科書をもとに児童生徒が主体的に学びを進めていけるような授業デザインについて学習理論をもとに、考えていただきます。 情報活用能力の育成や自己調整学習等に興味・関心のある皆様のご参加をお待ちしております。ノートパソコンやタブレット端末をご持参ください。


日時:2025年11月15日(土)9:00~10:20

登壇者(予定):佐藤 和紀(信州大学准教授)
        三井 一希(山梨大学准教授)
        (教科書研究センター特別研究員)
定員:50名
会場:つくば国際会議場 2F 201B

【協力】公益財団法人 教科書研究センター


ワークショップ2

子どもの「できた!わかった!うれしい!」を育もう!
―「ほめる」ことに特化したアプリの紹介と有効性の検討―

GIGAスクール端末が活用される小学校・中学校は、子どもたちの自尊感情や自己肯定感が大きく育まれる重要な時期です。達成感や他者に認められる経験は、自己肯定感を高め、学習意欲の向上や不登校の予防にもつながることが期待されます。本ワークショップでは、発達科学に基づき「ほめる」ことに特化し、誰でも直感的に操作できるシンプルなUIで開発したアプリを紹介します。参加者には実際に操作していただくとともに、学校での有効な活用事例を多数ご紹介します。本アプリによる「ほめる」の即時化・可視化を通じた、子どもたちの個別最適な学びと協働的な学びの可能性を考えます。


日時:2025年11月15日(土)9:00~10:20

登壇者(予定):ファシリテーター
         水内 豊和(島根県立大学准教授/JAET理事/JSET SIG-SE代表)
         山﨑 智仁(山口県立大学講師/JSET SIG-SE副代表)
        コメンテーター
         山西 潤一(富山大学名誉教授/上越教育大学幹事/日本教育情報化振興会会長/
         一般社団法人ICT CONNECT 21会長)
        活用事例報告
         つくば市立みどりの義務教育学校教諭2名
         守口市立よつば小学校教諭1名
定員:40名
会場:つくば国際会議場 2F 202A

【協力】株式会社テクノプロジェクト・公立大学法人島根県立大学


ワークショップ3

気候変動時代の幼児運動に革命を

今、世界が注目するAR運動プラットフォームが、幼児教育の現場に新たな風を吹き込みます。本ワークショップでは、従来の運動遊びを再定義するAR運動プラットフォームの実演と活用事例を交え、幼児の“遊びこみ”をどう科学的に支えるかを検証します。暑熱や荒天に左右されない、未来志向の運動環境の可能性を体感していただきます。


日時:2025年11月15日(土)9:00~10:20

登壇者(予定):谷池 真彦
        KIM HYUN
定員:20名程度
会場:つくば国際会議場 2F 202B

【協力】株式会社ツーハンズメタ


ワークショップ4

セカンドGIGA・生成AI時代の情報モラル・デジタルシチズンシップ教育

NextGIGAの実現に向けて、生成AIの活用に対する文部科学省のガイドラインもVer.2.0が発表され、適切かつ積極的な利用が始まろうとしている。次期学習指導要領の方向性も踏まえ、情報モラル・デジタルシチズンシップ教育の在り方、子どもたち・学校現場が抱える課題についての説明を行う。また、学校現場ですぐに活用・実践できる具体的な教材について、それらを活用したワークショップを交えて紹介する。


日時:2025年11月15日(土)10:40~12:00

登壇者(予定):藤村 裕一
        (国立大学法人 鳴門教育大学大学院 特命教授 教員養成DX推進機構長)
        他 2名(検討中)
定員:42名
会場:つくば国際会議場 2F 201B

【協力】一般社団法人日本教育情報化振興会


ワークショップ5

情報活用能力を育む授業づくり
~模擬授業を通じて授業観をアップデートする~

「情報活用能力ベーシック」を活用した模擬授業を実施します。この指標は探究学習の5つの学習過程(課題設定、情報収集、整理・分析、まとめ・表現、振り返り・改善)と13の構成要素からなる授業づくりの指標です。参加者は児童・生徒として授業を体験し、教師として評価する貴重な機会を得られます。本ワークショップを通じて授業観をアップデートしましょう。参加者には各教科のパンフレットと実践例ガイドブックを差し上げます。


*ワークショップ参加者はご自身でノートPC等の端末(キーボード付き)をご準備ください。スマホは不可です。貸出できる端末は台数に限りがあるので、ご了承ください。


日時:2025年11月15日(土)10:40~12:00

登壇者(予定):コーディネーター
        岩﨑 有朋(札幌国際大学 教授)
        コメンテーター
        稲垣 忠(東北学院大学文学部 教授)
        模擬授業者
        北濱 康裕(金沢学院大学 教育学部 講師)

定員:40名
会場:つくば国際会議場 2F 202A

【協力】一般社団法人日本教育情報化振興会


ワークショップ6

児童生徒の利用も安心! 「AIコンシェルジュ」体験
~生成AIによる子供の探究学習や自律的な学びの支援~

子供達の自律的な学習環境を目指す中で、学習課題設定や情報収集段階における「学びの進め方」の躓きも懸念されます。これらの課題を小学生から安心安全に使える生成AIを活用し解決することを目指します。 本ワークショップでは開発中の「AIコンシェルジュ」を体験していただきます。
「問」形成のヒントを与える機能、図書教材の内容を検索する機能等の公開を予定しており、体験の中で生成AIを取り入れる効果・課題を考えていきます。


日時:2025年11月15日(土)10:40~12:00

登壇者(予定):高橋 純(東京学芸大学 教授)
        板垣 翔大(宮城教育大学 准教授)
        BIPROGY株式会社
定員:30名
会場:つくば国際会議場 2F 202B

【協力】BIPROGY株式会社



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